2007年 05月 14日
ネパール・まじょりんぐ旅日記 vol.22 またまたベタな観光-2 |
4月29日 再びカトマンズ2日目・その2
午後は古都パタンを巡ることにする。美しい彫刻が施された建造物に目を奪われるパタンは、カトマンズの南に位置する落ち着いた街並みが素敵だ。仏教色が強くはあるが、ヒンドゥー教が共存した時代の寺院だけに祀られた仏像と神像が混迷しているあたりがなんとも面白い。
街の中心地となる『ダルバール広場(Durbar Square)』には、旧王宮と寺院が並ぶ。
旧王宮の一部を改装し1997年にオープンした『パタン博物館(Patan Museum)』は入り口付近の回廊を取り囲むように施された彫刻が美しく、1階がは無料で見学できる。2階は仏教・ヒンドゥー教の像と装飾品などが展示されており有料。回廊の奥は美しい中庭を囲むようにお土産物屋やカフェが並び、なかなかお洒落な雰囲気だ。
時間もないので次の『ゴールデン・テンプル(Golden Temple)』へ。この仏教寺院では革製品の持ち込みが禁止されているため、革靴の人はスリッパは履き替えて入場する。入り口から先は輝く黄金の世界。仏像、装飾品、寺院の壁と言わず扉と言わず、隅々まで金の細工が施されている。
【パタンで昼ごはん】
チョウメン(チベット焼きそば)
ジャガイモのカレー
ひよこ豆のカレー
名もなき店でちょこっと昼ごはん。50RPナリ。
庶民の店はやはり美味しいのだ。
街には仏像や木彫の工房が多数あり、あちらこちらからトンカントンカンと金槌を振る音が響いている。アトリエでは職人が繊細な仏画タンカを描く姿を見られ、お願いすれば見学させてもらえる。
パタン・ゲートに程近いタンカのアトリエを見学させていただいた。とても流暢な日本語で作品の説明をして下さった 『Simrik Atelier(シムーリク・アトリエ)』 のChitrakarさんと5人のお弟子さんがここで作品に取り組んでいる。タンカを描く顔料は岩を砕きすり鉢で作られ、キャンバスも昔ながらの工程で作られているそうだ。
注文してから描かれる〝自分だけのタンカ〟は、おおよその希望を受けたうえでChitrakarさんのイメージで描かれ、完成までに数年掛かることもあるとゆう。高価なものだけに注文をしてから〝タンカ貯金〟を始めた学生さんもいるそうだ。こうして自分のタンカを待ち続けるだけでも、実に幸福なのではないかと思った。
■Simrik Atelier(シムーリク・アトリエ)
Address: Sridurbar Tole, Patandhoka, Lalitpur-44701 NEPAL
(P.O.Box 10 Patan)
TEL: +977-1-5528810
FAX: +977-1-5533820
URL: www.simrik.org.np
午後は古都パタンを巡ることにする。美しい彫刻が施された建造物に目を奪われるパタンは、カトマンズの南に位置する落ち着いた街並みが素敵だ。仏教色が強くはあるが、ヒンドゥー教が共存した時代の寺院だけに祀られた仏像と神像が混迷しているあたりがなんとも面白い。
街の中心地となる『ダルバール広場(Durbar Square)』には、旧王宮と寺院が並ぶ。
旧王宮の一部を改装し1997年にオープンした『パタン博物館(Patan Museum)』は入り口付近の回廊を取り囲むように施された彫刻が美しく、1階がは無料で見学できる。2階は仏教・ヒンドゥー教の像と装飾品などが展示されており有料。回廊の奥は美しい中庭を囲むようにお土産物屋やカフェが並び、なかなかお洒落な雰囲気だ。
時間もないので次の『ゴールデン・テンプル(Golden Temple)』へ。この仏教寺院では革製品の持ち込みが禁止されているため、革靴の人はスリッパは履き替えて入場する。入り口から先は輝く黄金の世界。仏像、装飾品、寺院の壁と言わず扉と言わず、隅々まで金の細工が施されている。
【パタンで昼ごはん】
チョウメン(チベット焼きそば)
ジャガイモのカレー
ひよこ豆のカレー
名もなき店でちょこっと昼ごはん。50RPナリ。
庶民の店はやはり美味しいのだ。
街には仏像や木彫の工房が多数あり、あちらこちらからトンカントンカンと金槌を振る音が響いている。アトリエでは職人が繊細な仏画タンカを描く姿を見られ、お願いすれば見学させてもらえる。
パタン・ゲートに程近いタンカのアトリエを見学させていただいた。とても流暢な日本語で作品の説明をして下さった 『Simrik Atelier(シムーリク・アトリエ)』 のChitrakarさんと5人のお弟子さんがここで作品に取り組んでいる。タンカを描く顔料は岩を砕きすり鉢で作られ、キャンバスも昔ながらの工程で作られているそうだ。
注文してから描かれる〝自分だけのタンカ〟は、おおよその希望を受けたうえでChitrakarさんのイメージで描かれ、完成までに数年掛かることもあるとゆう。高価なものだけに注文をしてから〝タンカ貯金〟を始めた学生さんもいるそうだ。こうして自分のタンカを待ち続けるだけでも、実に幸福なのではないかと思った。
■Simrik Atelier(シムーリク・アトリエ)
Address: Sridurbar Tole, Patandhoka, Lalitpur-44701 NEPAL
(P.O.Box 10 Patan)
TEL: +977-1-5528810
FAX: +977-1-5533820
URL: www.simrik.org.np
by warau1116
| 2007-05-14 13:17
| Travel