2010年 10月 30日
栂池・白馬2010 『栂池自然園』 |
8月に出張から戻るも、仕事に追われてまったく休むことができなかった親方。「この連休は絶対に休暇をとる」との宣言通り、なんとか10月の3連休を取得することができました。そんなことで、かねてより計画していた栂池・白馬2泊3日の旅行は無事に催行されたのでした。
めでたし、めでたし。
***
早朝、白馬八方のバスターミナルへ到着。生憎の雨模様にがっくし。そんな状況ながら、どこへ出掛けても楽しい親方は、ホテルの迎えを待つあいだ、コンビニで買った朝ごはんを食べながらニコニコご機嫌でした。今回の旅の目的は 『ハイキングと温泉と美味しいものを食べてノンビリすること』 。白馬には人気登山コースが多々ありますが、紅葉を眺めつつ気楽にハイキングを楽しもうとゆう、ナマケモノ夫婦らしい趣旨です。
チェックインをして荷物を置き、栂池のゴンドラ乗り場まで送っていただきました。
長年憧れていた念願の栂池です。わーい、わーい。 紅葉時期の3連休で混雑を予想していたものの、天候不良の予報のためか人影もまばら。
行列を見越して臨時便が増発されていたゴンドラはガラガラで、並ばずに乗れたのはラッキーでした。長い残暑のせいで紅葉には若干早いかと思うも、標高が上がるにつれてゴンドラの眼下には黄色・オレンジ・赤と木々が斜面を飾りはじめました。 ゴンドラリフト20分、ロープウェイ5分の栂池パノラマウェイを乗り継ぎ、最終地点の自然園駅から歩くこと10分で標高1855mの 『栂池自然園』 入口へ到着。 入口の手前には栂池ヒュッテ、栂池山荘と2つの山小屋、ビジターセンターなどの施設があり、北アルプス・乗鞍岳方面への登山口となっています。我々はここから1周約3時間半の湿原を散策しました。
栂池ヒュッテ記念館
赤い屋根が可愛らしいクラシカルな建物、旧栂池ヒュッテが現在は記念館として開放されています。
なんて空気がおいしいの。雨に洗い流された湿原の空気は、よりいっそう澄んでいました。
自然公園内は木道が整備されているため、傘を片手に歩くことも可能。レインウエアを着ていれば気にならないほどの雨だったので、広々とした湿原をゆるゆると歩きながら景色を眺めました。すっと消える霧の合間に見える紅葉の鮮やかさ。雨の湿原もまた素敵なものです。 木道をゆっくり1時間ほどの地点に『急な上り坂』 と書いてある分岐があります。もちろんGo。
あれ、結構な登り。どってことないコースですが、いかんせん雨のせいで滑る。しかも、石畳の道。さらに、この辺りから雨足がちょっと強くなってきたりして。。。しかし引き返すのもね、とゆうことで、標高2010mの展望湿原まで頑張りました。
白馬大雪渓絶景スポット 『展望湿原』 に到着!! ひゃーっ、まっしろ(泣) 晴れていれば、目の前に白馬連山のパノラマが迫っていたはず…。
この天気でここまで登頂する人はほとんどおらず、物好きこの上ないです。でも、このサバイバル感は何とも愉快。本当なら絶景に感動しながら食べるはずだったバナナを立ったままパクつき、下山しました。
木道へ戻り、あと半周。雨に煙る湿原には霧がたちこめて幻想的でした。これもまた由。 栂池ヒュッテ記念館が見えてきました。 よく歩いたね。さあ、お昼お昼。
栂池山荘で遅めの昼ごはんをいただきました。やはり信州といえば蕎麦。今回の旅、「昼は蕎麦」と決めていたのだ。ふふ。
展望湿原で拝めなかった白馬三山に想いを馳せて、親方が注文したのは全部のっけの『白馬三山そば』。山菜、天ぷら、温泉玉子、器にガッツリ乗っています。そんなに飛ばすと晩ごはんが食べられなくなりますよ。
例年に比べれば暖かな10月でしたが、標高が高いうえに雨のために身体が冷えていました。温かいお蕎麦は格別に旨かった。山小屋ってありがたい。
栂池は想像以上に素敵な場所でした。雨の日も、晴れの日も、どの季節でも、おそらくいつ訪れても心が澄みわたるような、穏やかな気持ちにさせてくれる大きな力を感じます。
「きっとまたここへ帰ってくる」
そんな確信を持ちつつ、栂池をあとにしたのでした。
栂池高原観光協会HP
めでたし、めでたし。
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早朝、白馬八方のバスターミナルへ到着。生憎の雨模様にがっくし。そんな状況ながら、どこへ出掛けても楽しい親方は、ホテルの迎えを待つあいだ、コンビニで買った朝ごはんを食べながらニコニコご機嫌でした。今回の旅の目的は 『ハイキングと温泉と美味しいものを食べてノンビリすること』 。白馬には人気登山コースが多々ありますが、紅葉を眺めつつ気楽にハイキングを楽しもうとゆう、ナマケモノ夫婦らしい趣旨です。
チェックインをして荷物を置き、栂池のゴンドラ乗り場まで送っていただきました。
長年憧れていた念願の栂池です。わーい、わーい。
行列を見越して臨時便が増発されていたゴンドラはガラガラで、並ばずに乗れたのはラッキーでした。長い残暑のせいで紅葉には若干早いかと思うも、標高が上がるにつれてゴンドラの眼下には黄色・オレンジ・赤と木々が斜面を飾りはじめました。
栂池ヒュッテ記念館
赤い屋根が可愛らしいクラシカルな建物、旧栂池ヒュッテが現在は記念館として開放されています。
自然公園内は木道が整備されているため、傘を片手に歩くことも可能。レインウエアを着ていれば気にならないほどの雨だったので、広々とした湿原をゆるゆると歩きながら景色を眺めました。すっと消える霧の合間に見える紅葉の鮮やかさ。雨の湿原もまた素敵なものです。
あれ、結構な登り。どってことないコースですが、いかんせん雨のせいで滑る。しかも、石畳の道。さらに、この辺りから雨足がちょっと強くなってきたりして。。。しかし引き返すのもね、とゆうことで、標高2010mの展望湿原まで頑張りました。
白馬大雪渓絶景スポット 『展望湿原』 に到着!!
この天気でここまで登頂する人はほとんどおらず、物好きこの上ないです。でも、このサバイバル感は何とも愉快。本当なら絶景に感動しながら食べるはずだったバナナを立ったままパクつき、下山しました。
木道へ戻り、あと半周。雨に煙る湿原には霧がたちこめて幻想的でした。これもまた由。
栂池山荘で遅めの昼ごはんをいただきました。やはり信州といえば蕎麦。今回の旅、「昼は蕎麦」と決めていたのだ。ふふ。
展望湿原で拝めなかった白馬三山に想いを馳せて、親方が注文したのは全部のっけの『白馬三山そば』。山菜、天ぷら、温泉玉子、器にガッツリ乗っています。そんなに飛ばすと晩ごはんが食べられなくなりますよ。
例年に比べれば暖かな10月でしたが、標高が高いうえに雨のために身体が冷えていました。温かいお蕎麦は格別に旨かった。山小屋ってありがたい。
栂池は想像以上に素敵な場所でした。雨の日も、晴れの日も、どの季節でも、おそらくいつ訪れても心が澄みわたるような、穏やかな気持ちにさせてくれる大きな力を感じます。
「きっとまたここへ帰ってくる」
そんな確信を持ちつつ、栂池をあとにしたのでした。
栂池高原観光協会HP
by warau1116
| 2010-10-30 23:37
| Travel